年収の壁について知ろう
厚生労働省が厚生年金適用要件を撤廃する方向で調整に入っており、「②社会保険に関わる壁」が変動する可能性や2025年度の税制改正の中で「①税金の関わる壁」年収103万円の壁の引き上げを表明する調整に入っていることにより、現在の労働条件に大きな変化が起こる恐れがあるため現在の年収の壁についてまとめました。
①税金の関わる壁
配偶者の場合パートタイム労働者本人が201万円の壁を超えるまでは、
配偶者が配偶者特別控除を受けることができるため、社会保険の扶養を抜けていても、
所得税の控除を受けることができます。
②社会保険に関わる壁
社会保険に加入された場合は給料の手取り額に影響があります。
例:年収140万円→ 社会保険料個人負担分約15%※=21万円→ 手取り119万円
年収130万円→ 社会保険料個人負担分0円→ 手取り130万円
※広島県全国健康保険協会管掌健康保険料介護保険に該当する11.55%
厚生年金保険料18.300% 11.55%+18.300%×1/2=14.925%
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1/18(土)は通常通り営業いたします。
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