令和6年度 年末調整の変更点
令和6年度中に定額減税が施行されたことや、源泉徴収手続の簡素化を図る目的で、各控除申告書の記載事項に変更点が何点かありますのでお知らせします。
1.簡易な給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
従業員より提出してもらう「令和7年分扶養控除等申告書」に記載すべき事項が、前年に提出して
貰った「令和6年分扶養控除等申告書」に記載した事項から異動が無い場合は、下の記載例のように、
従業員の「氏名」、「住所」、「個人番号」と、余白部分に異動が無い旨を記載する事で簡易な申告書とし
て提出が可能です。
※異動の判定については、国税庁のホームページに詳しく載っておりますのでご確認ください。
(記載例)
2.給与所得の保険料控除申告書
保険金等の受取人欄に提出者との続柄欄が廃止されました。
3.給与所得の基礎控除申告書等
基礎控除の額、配偶者控除の額の下にそれぞれ定額減税対象かのチェック欄が追加されました。
4.源泉徴収簿
前年に税務署より送付されている「令和6年分給与所得に対する源泉徴収簿」の「年末調整」欄では
定額減税に対応していないため、手書きで計算される方は今年送付される令和7年分の裏面に記載さ
れている、「令和6年分年末調整計算表」を使用して計算する必要があります。
参考①:令和6年分年末調整のしかた
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/nencho2024/01.htm
参考②:各種申告書・記載例(扶養控除等申告書など)
https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/shinkokusyo/
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12/14(土)は通常通り営業いたします。
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