コロナ禍での働き方にも、プラスの変化が
昨年4月7日に最初の緊急事態宣言が発表されてから1年2ヶ月。
テレワークや時差出勤、訪問の自粛、勤務日数・時間の縮小など様々な制約の中、人々の意識も変わってきています。今回は働く女性の意識調査から紹介します。
新型コロナウイルスの感染拡大が人々の生活を大きく変える中、女性の91%がコロナ禍で「働き方にプラスの変化がある」と感じていることが人材サービスのWaris(ワリス、東京・千代田)の調査でわかりました。
調査はインターネットで2020年12月から21年1月に実施。同社に登録する20代以上の女性1,102人が回答しています。
プラスの変化があると答えた人に内容を複数回答で聞いたところ、以下のような利点が浮かび上がっています。
コロナ禍でプラスに変化した働き方の内容
リモートワークができるようになった85%
家族との時間が増えた41%
仕事の効率が良くなった34%
配偶者が家事を手伝ってくれるようになった33%
一方、マイナスの変化があるか、との質問にも82%が「ある」と回答しています。
コロナ禍でマイナスに変化した働き方の内容
会社でのコミュニケーションが減った48%
リモートワークで、会社でのちょっとした相談ができず、ミーティングの時間が増えた43%
同社は「リモートワークでも気軽なコミュニケーションを活性化する工夫が必要だ」と指摘しています。
『日本経済新聞』令和3年5月29日より 一部加筆
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本号の担当は 中小企業診断士 植田 でした。