国税、クレカ払いを賢く利用する
1、平成28年度の税制改正により、国税をクレジットカードで支払うことができるようになりました。
ほとんど、すべての国税を納付できます。
法人税、消費税及び地方消費税、所得税、源泉所得税、相続税、贈与税等々。
<メリット>
① 資金繰りが楽になります。
クレカで納付後、引き落とし日はカード会社によりますが、概ね2~3ヶ月後です。1回につき990万円まで納付できます。
② 夜間・休日も24時間利用が可能です。
③ カード会社によりポイントが付与されます。
このポイントを上手に使います。ポイントは、マイルや商品券、商品などに交換できます。Aカード会社では累計額1,300万円の納税でビジネスクラス利用のハワイ旅行がタダ(無料)になるそうです。また、マリオネットホテル、ヒルトンホテル、シャングリラホテルの上級会員になれるとのことです。
<デメリット>
① クレカの決済手数料が必要です。
500万円納付時の決済手数料は41,800円、100万円では8,360円です。 (「国税クレジットカードお支払サイト」で計算できます。)これは、損金又は必要経費になります。受託者はトヨタファイナンス㈱です。
② 分割払いもOK。
ただし、上記①とは別に、カード会社の分割払い手数料がかかります。
③ カード会社に年会費が要ります。
2~3 万円(カード会社やカードの種類によります。)
2、利用できるクレジットカード
利用できるクレジットカードは、以下のいずれかのマークがついているものです。
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CAD
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5月2日(土)、9日(土)、23日(土)は通常通り営業いたします。
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『税理士法人 たけむら』 は 『高品質の申告とサービスで、安心と幸せをお届けします』
本号の担当は 税理士 竹村 でした。