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ニュースレビュー『『てるみくらぶ』の破産から見えてくるもの』(平成29年4月20日号)

2017.04.20

『てるみくらぶ』 の破産から見えてくるもの

格安海外旅行業者である 『てるみくらぶ』 が先月27日、東京地裁に破産を申し立て、
破産手続開始決定を受けました。負債総額は151億円と言われています。

【 『てるみくらぶ』 はなぜ破産に追い込まれたのか 】

『てるみくらぶ』 のビジネスモデルは、航空会社や大手旅行代理店などが販売しきれなかった航空券などを安く買い取って、自社の旅行パッケージに作りこみ、インターネットで迅速に集客して販売することが強みになっていたようです。
ところが、旅行関係の様々なインターネットビジネスの台頭により、以前のように安く航空券を仕入れることが困難となり、在庫確保のため、高く航空券を仕入れることで利益が小さくなったことから、平成28年9月期では営業損失は15億円超となり、約75億円の債務超過になったと報道されています。

【 売上高は毎年増加していたが… 】

民間信用調査会社のデータによると、 『てるみくらぶ』 の売上高は62億円(平成25年)から196億円(平成28年)へと4年間で約3倍になっており、急拡大を図っていたことが伺えます。
しかし、内情は消費者からの旅行代金の前受、金融機関からの借入、航空会社や宿泊施設への支払を後ろへ倒すことにより、資金を回していたようです。
ネット広告よりコストのかかる新聞広告に積極的に広告費を投じて、顧客を増加させ、目先の資金の確保を図っていたことが見えてきます。

【 健全経営のために 】

前述のように、 『てるみくらぶ』 は自転車操業状態となり、ついには破産という結末を迎えました。
会社が破産という結末を迎えないためには、まず経営者が自身の会社の経営数値をしっかりと理解し、問題があれば対策を講じなければなりません。
そのためにも月締めの試算表を毎月作成し、経営者自身がしっかりと確認をすることが必要です。
例えば、試算表を見た時に利益は増加しているが現預金は減少しており、資金繰りが悪化していることに気づけば、売掛金の回収に力を入れる等の対策を打つことが出来ます。
試算表は融資を受けるために金融機関へ提出出来ればいいとお考えの経営者の方もいらっしゃるかもしれませんが、試算表に一層重点を置き、 『会社の今』 を知ることが 『てるみくらぶ』 のような破産を回避する一番身近な方法ではないでしょうか。

③ニュースレビュー 『てるみくらぶ』の破産から見えてくるもの』(平成29年4月20日号)

参考:日本経済新聞他

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本号の担当は、 南原チーム でした。